こんにちは。
家族のために戦う不動産投資家・桜木大洋です。
これから不動産投資を始めたい
興味はあるけれど基礎から学んでみたい
そんな方のために
これ以上ないくらい
やさしい言葉を使って
不動産投資の基礎知識を解説しています。
今日のテーマは「不動産賃貸業の管理費について」解説します。
管理費とは、そのアパートやマンションを管理する費用のことですが、
大抵はそれ専門に行っている会社、「管理会社」が請負います。
もちろん自分でやっても良いですし
その方が「大家さん」を実感できるのですが
それはかなり大変なことですので
サラリーマンにはお勧めしません。
まず代表的な管理費は、「家賃の管理」です。
入居者から毎月の家賃を受け取る
という業務で、
管理会社によってはこれを
PM
と呼んだりします。
Property Management
プロパティ・マネジメント
の略で、「財産管理」の意です。
横文字の好きな会社は
Assets Management
アセット・マネジメント
を AM と呼び、
「資産管理」全般を請け負っているケースもあります。
アセット・マネジメント(AM)の一環が
プロパティ・マネジメント(PM)です。
AM、PMといっても
午前・午後ではないことは明白ですので
ボケをかましてもあまりウケないでしょう。笑
賃貸物件の収益シミュレーションでは時々
PMという言葉が出てきますので
その時は「家賃管理」のことね
と思っておけば問題ないです。
さて、その家賃管理で大変なのは
もしも入居者さんが家賃を滞納した時、
その人の部屋を訪ね、
「今月の家賃、早く払ってくださいよー」
と催促にいかなければなりません。
支払いの悪い人は、2〜3ヶ月滞納しても
平気な人もいます。
それでも日本社会では消費者の方が守られていて、
「家賃を払わないならすぐに出ていけ」
とは言い難い環境なのです。
家賃を支払いなさい
という通知をした証明が必要だったり、
裁判所の立ち退き命令をもらわないと
強制執行できないようになっています。
この点、管理会社はプロフェッショナルですから
滞納時の対応もスムーズです。
管理会社に家賃を回収してもらい、
オーナーの口座に振り込んでもらうまでの費用は
だいたい家賃収入の3%〜5%です。
この程度の費用で
滞納時の催促や更新手続きなど
めったに来ないけれど 必要時には迅速に対応する業務
を含めて請け負ってくれるのですから
これは任せる方が圧倒的に効率的です。
この分の管理費(PM)を支払えば、
あとは銀行口座に家賃が振り込まれるのを確認するだけです。
賃貸経営に必須の管理費として
3%〜5%の経費がかかる
と覚えておきましょう。
いいね!しよう