こんにちは。

家族のために戦う不動産投資コンサルトタント・桜木大洋です。

 

これから不動産投資を始めたい

興味はあるけれど基礎から学んでみたい

そんな方のために

これ以上ないくらい

やさしい言葉を使って

不動産投資の基礎知識を解説しています。

 

今日のテーマは

「不動産投資に前向きな金融機関とは?」

についてお話しします。

 

金融機関というのは

・銀行

・信用金庫

・日本政策金融公庫

の3つに大別されます。

 

「銀行」といってもいろいろあり、

まず、誰でも知っているのが

三菱系や三井住友系のメガバンク

 

金利も1%以下と非常に安く、

全国に支店があるため

どこの物件でも融資が可能です。

 

しかしながら、この銀行の信用を勝ち取るには、

大抵 物件価格の2〜3割を自分で出さないと

なかなか融資してくれません。

 

何年か前は三井住友銀行が積極的な時期もありましたが

今はもうその扉を閉じてしまっているようです。

 

メガバンクで借りるには、

資産背景や勤務先など

相当に高い条件が必要になってきます。

 

次に、比較的融資に寛大なところが

地方銀行。

いわゆる”地銀”と言われているものです。

こちらは銀行の考え方が様々ではあるものの、

良い条件で貸してくれることがあります。

 

一つだけネックになるのは

物件の場所がその銀行の管轄エリア内にあること。

そうでないと融資対象にはなりません。

 

今、最も不動産融資に積極的なのが、

スルガ銀行。

こちらは審査のスピードが極めて早く、

物件を売り出してすぐに評価をしてくれて

あとは借り手を待っている状態

ということもよくあります。

仲介不動産会社とも提携しているケースが多く

自分でコンタクトを取らなくても

かなりのお膳立てをしてくれるので

特に初心者の方には借りやすいです。

 

しかしながら、

金利が4.5%・もしくは3.5%と高い。

そして法人(会社)ではなく個人にのみの融資となります。

ですので、個人だとすぐ、融資金額に上限が来てしまいますので

2棟・3棟と買い増して行こうと考えるなら

将来を見据えた慎重な検討が必要です。

 

 

「信用金庫」は、地元密着型のため、

メガバンクや地銀が融資してくれない物件でも

対応してくれることがあります。

 

しかし、会社の規模が小さいこともあり、

あまり高額な融資は望みにくい点と、

収益不動産に積極的なところが少ない

という懸念があります。

地元の信用金庫へは足繁く通い

先方の融資方針をよく理解して進めなければなりません。

条件がハマれば金利も安く、お得に利用できます。

 

「日本政策金融公庫」

別名「国金」(こくきん)

と呼ばれ、

国が運営母体になっている金融機関。

 

民間ではなかなか融資してもらえない人や法人を

フォローする主旨でお金を貸してくれます。

審査は比較的やさしいのですが、

7,000万円くらいが上限で、

物件価格まるごと、といったフルローンも難しいです。

 

 

以上のように、金融機関によって

それぞれ特徴があり、

同じ金融機関であっても

時期や支店長によって考え方が異なってきますので

とにかくいろいろな金融機関と接点をもち

状況に合わせて使い分けることがポイントです。

 

そして、不動産会社の方と会話をする際にも

このくらいの知識を持っておくとスムーズです。

 

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