不動産投資家には大きく分けて2種類あります。

一つは土地を所有している資産家。これは王道の不動産投資ができる人々です。

もう一つは、所有する土地など無いけれど、すでにある物件を購入する一般の投資家です。

 

会社員が不動産投資をする場合、後者のケースがほとんどで、お金も人脈もないところからスタートして資産を増やしていくしかありません。

ではなぜ、会社員でも不動産を所有することができるのでしょうか。

 

それは、金融機関が必要なお金を貸してくれるからです。

 

ではなぜ、金融機関は会社員にお金を貸してくれるのでしょうか。

 

それは、「企業に勤めている」=「安定した収入がある」

とみなされ、万が一貸したお金を返せなくなっても、

毎月の給料から返済できる、と

金融機関が判断するからです。

 

ですので、会社員であることで

金融機関からの信頼を高め

より多くのお金を貸してもらう材料にすることができます。

 

これを「属性」と呼び、主に

・年収

・勤務先

・自己資金

の3つから査定されます。

 

年収と自己資金は多い方が良いですし、

勤務先もできるだけ健全経営をしている方が信頼度が高まります。

 

例えば

・年収は500万円以上

・勤務先は上場企業

・自己資金は1,000万円程度

なら、まず間違いなくラクに融資を受けることができるでしょう。

 

この3つが全て揃っていればかなり有利ですが、

全てが揃っていなくても、2つまで条件が合えば

あとはケースバイケースで乗り越えることも可能です。

 

しかし本質は、これらの「属性」ではありません。

どういう物件なのか、が最も大事です。

 

売却すれば価値が上がるような物件

安定した賃貸収入が見込める物件

借金返済や必要経費、税金を差し引いても利益が残る物件

 

これらの査定は金融機関ごとに異なります。

これを「評価」と言います。

 

評価の高い物件であれば、

年収が低くても

会社が有名でなくても

自己資金がゼロであっても

融資してくれる金融機関はたくさんあります。

 

ですので、いかにして評価の高い物件を探すか、

が不動産投資をスタートするための第一歩であり

そのための知識を習得するところから始めなければなりません。

 

しかし、良い物件を入手したあとは、

物件の管理・運営は主に管理会社に一任することができます。

外注できる、ということは、自分の手間ヒマをかけないということ。

つまり、不動産投資は忙しい会社員にこそ最適な手段といえるのです。

 

そのことに気づいた会社員たちが、日頃から目を皿のようにして

物件を探しています。

少しでも良さそうな物件があれば、一瞬で売れてしまうのです。

 

そういうわけで、不動産投資で成功したいのであれば、

一日も早く彼らの仲間に加わり、

人脈を築いて

物件を見極める目を養うことが

非常に重要なのです。

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