実は開発者はCDの大きさは全くどのくらいがいいかについては全く考えてなく、
ある人がベートーベンの第9「合唱」をCDに入れたいという提案があり、この「第9」が入る74分にしたということです。
「第9」第1章のはじめはピアニシモつまりとっても小さな音から段々とフォルテシモつまりとても大きな音に進みます。
CDで音楽を聴く前ではカセットテープレコーダーがよく使われていましたが、録音のボリュームをどこに合わせたらいいか迷いました。
ボリュームを上げて録音すると音が割れてしまうし、反対にボリュームを絞ると最初の音が全く聞こえません。
CDはデジタル化して記録するために小さい音から大きな音まで幅広く録音できる特徴があります。
まさに「第9」にとってCDはうってつけの装置です。
ちなみに現在DVDというCDと同じ大きさで映画を見ることができるものがありましたが、
20年ほど前に一時期ピザの大きさ(昔のレコードサイズ)のものがありました。
このDVDはDigital Video Disk の略ではありません。Digital versatile Diskの略が正しく、
要は映像だけでなくなんでも例えば音楽でも記録できるということです。
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