昔から映画や漫画を見ると仕掛けられた時限爆弾につながっている青と赤の2本の導火線があり、
運が悪い線を切ると即爆発、運のいい線を切れば時限爆弾が爆発しないという場面を見かけます。
どちらを切ればいいかはヒフティー・ヒフティーですが、このような緊張する状況下で選ばせると
多くの人は青色を選びます。
数十年前のテレビ番組で実験をしたのを覚えています。
公衆電話ボックスに閉じ込められた人が赤と青の電線どちらかを切って、
そのドアを開けるかそれとも天井から小麦粉がどっさり落ちてくるかを選ばせる緊迫した状況にさせます。
確か5人程何も知らずその公衆電話ボックスに入り、切る導線を選ばせた結果、全員が青色の導線を切りました。
どうも心理的に緊張を抑えたいという深層心理が働き、青いろで緊張をほぐしたいと思うようです。
その結果青い導線を皆切るようです。
ヒフティー・ヒフティーのはずで何人かは赤い色を選ぶはずですが、このように緊張した状態に陥ると皆が同じ行動をします。
このように命に関わるような異常な状況に陥ると基本的に皆が同じ行動するのは進化の過程から、
または小さいころ皆が同じ経験をし、学んだためでしょう。
ちなみに名探偵コナンの映画『時計じかけの摩天楼』では青色を切るのが正解でした。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう