理科の実験で使った光学顕微鏡では最大640倍が限度です。
(対物レンズにとカバーガラスの間に油をつければ1000倍にまでできますが)。

これ以上拡大するなら電子顕微鏡が必要になります。
この装置は大学の研究室に置いてあって数千万〜1億円するものぐらいのものだと20年前私は大学の授業で学びました。

その当時の一般的な電子顕微鏡は理科の実験室の4人掛けの机ぐらいの大きさにに2m程の筒が付いていました。
そのため電気顕微鏡のための部屋がありました。

 ところが最近では電子顕微鏡はコンピュータの一番大きなタワー型に一回り大きい程度にまで小さくなりました。

 先日日立ハイテクノロジーの営業の方にお会いしてその装置の話を聞きました。
最近はそこらへんのものを数センチの大きさに切って(綺麗に切れば一層見やすくなりますが)台に載せればいいだけです。

値段も500万円ぐらいにまで落ちています。

操作も簡単で普通のコンピュータでソフトをインストールすればできます。

 また昔は見ようとするものに形を見るため金の粉を吹きかける必要がありしたが、現在はその手間は必要ないとのことです。
私が見せてもらった電子顕微鏡以外にも生きたまま観察できるというものもあるようです。

値段が安くなれば高校でも一台買ってくれないかなあと淡い期待をする高校教師が書きました。

close up of scientist looking to microscope in lab
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