先日、テレビを見ていたら、

写真を見て歌詞を書き、

ゲストのミュージシャンに添削してもらう。

そういう企画をやっていた。

そのなかで、歌詞を書いていたひとりが

ゲストのミュージシャンにつっこまれていた。

「これは僕がよく使う表現ですね

 僕の影響受けすぎでしょ」

歌詞を書いた本人は

本当にそのミュージシャンのファンだったらしい。

うれしいとも、気まずいとも取れる

微妙な笑顔を返していた。

それを見ていて、わかる! と、私は思った。

そうなのだ。

ヘビロテで聴いてしまうミュージシャンの歌詞、

新刊が出るのを待ちわびるほど

大好きな作家の言葉。

意識しなくても、自分の文章に全部出てきてしまうのだ。

裏を返せば、

「この人の言葉、表現が好き」という誰かがいるのならば、

その人の書いたものにはまりまくることで

その人の言葉に対するセンス

一部でも自分の言葉にすることができる。

こうしたちょっとしたことでも、

文章は魅力的になるので、

ぜひお試しください。

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